病気にならない生き方

病気にならない生き方

人はどうすれば健康に生きられる?‘病気にならない生き方’に、腸内洗浄はなぜ良いの?その答えがこの中に!新谷弘実先生が、皆さまの質問にお答えします。

新しいQ&Aが今後も増えていきます!
※読みやすくするために、一部テープの音声と文章が違っている所もあります。


病院で腸内洗浄をされた方が事故になった記事を見ました、危険はないんでしょうか?

(58歳 北海道 男性 商社勤務)

病院などで使用している腸内洗浄器具は強い圧力で水流を腸内に送り込んだりしますので、十分経験のある人にやってもらう必要があります。
一方家庭で行う腸の洗浄は自分自身でやることで専用バックから圧力のかからない水流によって注入されますので、腸壁を傷つけたり穿孔したりすることはぜんぜんありません。

液がうまく入らず漏れてしまいます。

(63歳・兵庫県・男性・自営業)

これはいろいろな場合が考えられますが、まずエネマの先端をよく中の方に挿入していない場合、肛門と腸部の間から流れ出す場合、また液を注入しているとき肛門をやや強めに締めてやることも大切です。最初の10回くらいはよく慣れてないために、周りから液が漏れてたりするのですが、まず第一は腸内洗浄の液の温度を少し体温よりも低めにすること、液の注入を時々止めながら300ccずつぐらい注入するようにすること、3番目にもし液が大量に漏れて排泄を我慢している場合は内部の腸が特にS字結腸が強い収縮を起こしてしている場合があります。

もちろん腸内洗浄の前に3~4日、4~5日と便秘をしている人は肛門の中の便が大きく硬く停滞している場合があるので、このような場合は液がなかなかうまく入っていくことがありません。このような場合には使い慣れている下剤で一度排便してから腸内洗浄をすることもひとつの方法です。

便が出口のほうにたくさん詰まっている場合だけでなく、直腸内に大きなポリープやがんなどがある場合も同じようなことが起こりますのでドクターに診てもらう必要もあります。

排泄物が出てきている実感がありません。注入した液だけがでてきているような気がしてなりません。

(57歳・新潟県・女性・公務員)

普通のやわらかい便は洗浄液によって腸の中で混ざり合い小さい便のかたまりとなって液に混ざって出てくるので、肛門を通るときに便としての固体を出しているような感じが少ない場合も往々にしてあります。排泄したあとに便器の中を見ると便の混ざり合った液が見られますので、それで判断していただければ良いではないでしょうか?

中には便秘の方で腸が他の人よりも大きく長くなっているような場合に、洗浄液がうまく便と混ざりあわず、5~6分から10分くらい時間をかけてマッサージをしたりして腸壁を刺激したり腸を押さえたりして排便を促す必要もあります。下剤を長期間使用されたような人は腸の痙攣が強くヒダの間に便がこびりついたり、停滞している場合がありますので、便器を見ても液だけしか見えないような時は1回だけでなく2回・3回と見てみることも良い方法だと思います。

まだ注入した液が出ている場合は良いですが、液がほとんど出なかったり膨満感(ぼうまんかん)や詰まったりするような感じがした場合、詰まっているような感じがよく見られる人は、大腸内視鏡の検査も必要ではないかと思います。

液体を入れるとしばしばお腹にするどい痛みを感じます。何か問題が起きているのでしょうか?

(28歳・福岡県・女性・OL)

2・3の原因が考えられます。まず1つは液体の温度と腸に入っていく液体のスピードによって腸の痙攣攣(けいれん)が急におこることによって腹痛を感じることがあります。洗浄液の温度は体温よりも少し低いくらいの35度くらいが適当で、水圧もあまり強くかからないように高いところで約1m50cmくらいの高さにコロンキットをつりさげて約2~3分かけて注入するようにします。

過剰な動物食の摂取によって腸の壁が厚くなっていたりすると、腸が過敏に働き全部液体を注入する前に、腸が強く痙攣して腹痛を起こすようなことがあります。動物食をできるだけ全体の15%以内におさえ、玄米・野菜・くだもの海草類などをよく摂取するようにすると腸の痙攣も少なくなってきます。

もうひとつの原因は洗浄液がある程度入り、横行結腸に達しますとやや強めのぜん動運動がおこります。これは便を排泄するときの正常な反応ですから心配いりませんけれども、時には下痢を起こす前に強い腹痛を経験されるようなことがあると思いますが、そのような痛みを覚えているような事があります。

これも腸内洗浄をしばらくやっていると慣れてきますので、問題が起きていることではなくて正常な反応だと思って下さい、何も心配することはありません。

毎日使っていたいのですが自分の力で排便する力がなくなってしまわないかと心配です。

(42歳・東京都・女性・主婦)

腸内洗浄を毎日1回又は2回決まった時間にしておりますと、その時間に排泄するような習慣が生まれてきます。私が見てきたケースでも、腸内洗浄をしている人の腸は柔らかく、自然なお通じをもたらすような動きを大腸内視鏡で観察することができます。

腸内洗浄をすると大腸内の汚物やガスなどが、特に左側半分の大腸から完全に排泄されますので、スッキリする感覚があり気持ちが良いので毎日続けたくなります。

これは体に良い習慣ですので、長く続ければ続けるほど健康によいような気がします。


新谷弘実先生

新谷弘実先生 プロフィール

医学博士 (HIROMI SHINYA, M.D.) / アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授 / ベス・イスラエル病院内視鏡センター所長 / NPO腸内環境研究会 最高顧問

Dr.新谷は、世界ではじめて新谷式(しんや式)と言われる、お腹を切らず、大腸内視鏡によってポリープ切除を成功させる方法を開発した、胃腸内視鏡分野の世界的外科医です。

約35万人以上の腸内の内視鏡検査を行い、約10万例に及ぶポリープ切除を1例の合併症もなく成功させ、約5万人を超える患者の食歴(食生活・生活習慣)を調査し、「予防医学」の重要性をミリオンセラー‘病気にならない生き方’で広めたその実績に、多くの賛同や感謝の声が集まっています。

予防医学に基づく独自の健康法は、日米はもとよりヨーロッパまで波及し、世界各国のVIPから大きな反響とサポート、信頼が寄せられています。アメリカ元大統領の相談役といった経歴も持っています。